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二盃口[りゃんぺーこー] 二盃口(リャンペーコー)とは、麻雀における役のひとつ。その名の通り、一盃口が2つ出来ている和了形である。3翻。門前役。略してリャンペー〔古い麻雀書などには、「リャンペキ」とも略すと表記されているものがある。〕とも。古くは二色二順(りゃんそうりゃんしゅん)〔p67、p116。〕と言ったり、両盃口〔あるいは両般高と表記されることもあった。 == 概要 == 223344など同色同数の2順子を一盃口というが、一盃口が手の内に2組できている場合、二盃口という別の役として扱う。一盃口と同じく門前役であり、副露した場合は認められない。一盃口は比較的成立させやすい手軽な役だが、それが2つとなると途端に難易度が上がる。そのため出現頻度は低く、あまり頻繁に見ることのない珍しい手役である〔p54、この書籍では二盃口の出現確率を0.1%としている。〕。 和了形は七対子と同じく7つの同一牌2枚使いという牌姿になることが多いが、使用する牌が連続した牌に限られるため、七対子よりも難しい。点数計算においても、25符2翻1600点の七対子に対し、二盃口は最低でも40符3翻5200点になるので、高点法により必ず二盃口として計算する。対子7つではなく面子手として考えるため七対子とは複合しないが、順子を4つ持つ形であるため平和と複合しうる。 現在一般的なルールでは、二盃口は3翻役である。しかし古い入門書や傍流のルールブックでは扱いに差があり、2飜として扱われていたり〔横山竜介・大村元『麻雀シリーズ3 わたしにもわかる マージャン役と点数の数え方』 西東社、1980年 p62。〕〔p84、p168では「二盃口」、p212、p215では「両盃口」と表記揺れがある。いずれでも2飜。〕、役としては採用されていないケースもあった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二盃口」の詳細全文を読む
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