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二見シーパラダイス(ふたみシーパラダイス)は三重県伊勢市(旧・度会郡二見町)にある水族館。通称シーパラ。名勝二見浦に隣接している。株式会社夫婦岩パラダイスが運営。かつては名鉄グループに属していた。 == 概要 == モータリゼーションと観光産業が高まる時代背景に着目した創業者が、1965年(昭和40年)に鳥羽と伊勢神宮の中間に位置する現在地に、ドライブインとして「二見浦観光センター(後に夫婦岩パラダイスへ改称)」を開設、1966年(昭和41年)に同施設内の水族館が開業した。 リゾート法に基づく三重サンベルトゾーン構想に呼応するかたちで、1989年(平成元年)に大幅な改装工事が行われ、「夫婦岩パラダイス」は「二見プラザ」に改称、水族館は新たに「二見シーパラダイス」と名付けられた。 館内ではアザラシ、アシカ、セイウチといった鰭脚類を中心とした海獣と魚類が数多く飼育展示されている。1990年代より、ミナミゾウアザラシとセイウチが飼育プールから観客のいる広場に登壇し、持ち芸を披露したり、記念撮影などができるショータイムが行われている。 2003年より、公式サイト上にほぼ毎日更新の飼育員執筆のブログが設置されている。 当館で飼育されていたミナミゾウアザラシの「丸子」と、夫「元気(1999年没)」と娘の「夢海子(1995年生まれ、2009年没)」は、あっかんべーの芸が出来た。丸子は2008年1月7日に1989年1月7日の飼育開始から19年(6939日)を経過し国内最長飼育記録を更新したが(2番目の記録は伊豆三津シーパラダイスの17年8ヶ月)〔「『アッカンベー』のゾウアザラシ 『丸子』飼育19年に 国内記録また更新 二見シーパラダイス」中日新聞 2008年1月7日付 朝刊 17面 三重総合版〕、丸子は2013年4月9日に急病を発して死亡した〔「アッカンベー」で人気のアザラシ死ぬ 飼育24年超、世界最長 産経新聞 2013年4月10日閲覧〕。丸子の飼育期間は24年3ヶ月(8,858日間)に上り、ミナミゾウアザラシの飼育期間としては世界最長記録でもあった〔。 さらに、1987年9月18日に入館したノコギリエイや〔「飼育7777日達成 二見の水族館 ノコギリエイ国内記録」中日新聞 2009年2月24日付 朝刊 17面 広域三重〕、1993年4月19日に館内で誕生したツメナシカワウソの「チィ」〔「二見のツメナシカワウソ 『チィ』16歳の誕生日 来場者 エサの魚でお祝い」中日新聞 2009年4月20日付 朝刊 20面 広域三重〕も国内最長飼育記録を更新し続けていたが、2013年12月7日の朝、飼育員により死亡が確認された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二見シーパラダイス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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