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二重橋(にじゅうばし)は、東京都千代田区千代田の皇居内にある橋の通称である。正確には皇居正門から長和殿へ向かう途上、二重橋濠に架かる鉄橋のことで、本来の名称は正門鉄橋(せいもんてつばし)である。ただし正門鉄橋と正門石橋の二つの総称としても用いられている〔下記、環境省HPより。〕。 正門には皇宮警察の皇宮護衛官の儀仗隊がおり、通常一般人は二重橋を渡ることはできない。ただし、事前に手続きをして皇居の参観をする場合は、鉄橋を渡ることができる。また、新年や天皇誕生日の皇居一般参賀時には正門が開放され許可なく渡ることができる。 == 沿革 == * 1614年(慶長19年):江戸時代、江戸城西の丸が改修された際に下乗橋が架けられる。 * 1624年(寛永元年):柱の銘によるとこの年に大手橋は架けられている。 * 1887年(明治20年)12月8日:大手橋が花崗岩でできた石橋に改修される。橋本勘五郎他、当時の宮大工、武石惣十も監督・設計として関わっていたという説もある。 * 1888年(明治21年)3月26日:下乗橋が鉄橋に改修される。(初代) * 1922年(大正11年):男が橋の上で爆弾に点火して自殺する事件が発生。 - 二重橋爆弾事件 (1922年) * 1924年(大正13年):二重橋付近で朝鮮独立運動家が警察官に向けて爆弾を投げつける事件が発生。 - 二重橋爆弾事件 (1924年) * 1954年(昭和29年)1月2日:皇居一般参賀時に一般参賀者が二重橋上で将棋倒しになり、16名が死亡。 - 二重橋事件 * 1964年(昭和39年):皇居宮殿建設の際、現在の鉄橋(二代目)に架け替え。橋桁が二重ではなくなるなど大幅な意匠の変更。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二重橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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