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第五十国立銀行(だいごじゅうこくりつぎんこう)は明治期に茨城県土浦市で設立された銀行〔『常陽銀行二十年史』 常陽銀行、1955年。〕。常陽銀行の前身の一つ〔。 1878年(明治11年)土浦土屋藩士族で、国家老の家柄である一色範疇らによって設立。一色範疇が初代頭取に就任。 1897年(明治30年)7月に国立銀行営業満期前特別処分法により私立銀行土浦五十銀行(つちうらごじゅうぎんこう)と改称〔。 その後、途中五十銀行(ごじゅうぎんこう)に行名を変えながら、県内の19にも及ぶ銀行を吸収し、1935年(昭和10年)7月に常磐銀行と合併し、常陽銀行を新しく設立〔。 == 沿革 == *1878年(明治11年) *2月7日:設立免許〔 *8月14日:開業免状下付〔 *9月9日:開業〔 *1897年(明治30年)7月1日:国立銀行営業満期前特別処分法により私立銀行として営業継続、土浦五十銀行に改称〔 *1913年(大正2年)12月20日:太田銀行買収〔 *1921年(大正10年)8月10日:下市銀行買収〔 *1923年(大正12年) *9月1日:五十銀行に改称〔 *12月16日:石下銀行、龍崎農商銀行合併〔 *1924年(大正13年) *10月20日:磯浜商業銀行合併〔 *12月25日:湊商業銀行合併〔 *1925年(大正14年) *3月29日:常陸大宮銀行、真壁銀行合併〔 *4月4日:常陸銀行、高浜農商銀行合併〔 *5月19日:萩谷銀行合併〔 *5月25日:境商業銀行合併〔 *7月28日:坂東銀行合併〔 *8月16日:笠間銀行、大子銀行、布川銀行合併〔 *1926年(大正15年) *5月16日:佐川銀行合併〔 *6月15日:下妻銀行合併〔 *1927年(昭和2年)3月1日:多賀銀行合併〔 *1935年(昭和10年) *6月21日:常磐銀行との合併認可〔 *7月30日:常陽銀行創立総会を開催〔 *7月31日:常陽銀行開業〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第五十国立銀行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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