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チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)は、マツブサ科の植物の一種。学名''Schisandra chinensis''。 北海道、本州北部、中国、朝鮮半島、アムール川流域、樺太に分布する落葉性つる植物。 雌雄異株で6-7月頃に淡黄白色の花を咲かせる。 == 生薬 == 果実は赤く熟する。この果実は五味子(ゴミシ、朝鮮語:オミジャ、満州語:misu hūsiha)という日本薬局方に収録された生薬であり、鎮咳去痰作用、強壮作用などがあるとされる。「五味子」の名は、甘味、酸味、辛み、苦味、鹹(塩味)を持つことから名付けられ、植物そのものの名前ともなった。 五味子は小青竜湯、清肺湯、人参養栄湯などの漢方方剤に配合される。また、五味子茶や五味子酒としても利用される。 健康増進のため、チョウセンゴミシのつるを風呂に入れ、入浴する伝統の民間療法が、長野県阿智村や喬木村周辺にある〔『信州の民間薬』全212頁中83頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チョウセンゴミシ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Schisandra chinensis 」があります。 スポンサード リンク
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