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五島盛勝[ごとう もりかつ]
五島 盛勝(ごとう もりかつ)は、肥前福江藩の第4代藩主。五島家第24代当主である。 正保2年(1645年)、第3代藩主・五島盛次の長男として生まれる。明暦元年(1655年)に父が死去したため、家督を継いだ。しかし幼少のため、叔父の五島盛清が幕命により後見人となり、さらに3000石を分与して富江領を与えたため、福江藩は1万2000石となった。 万治3年(1660年)、16歳に成長した盛勝は、12月28日に従五位下・淡路守に叙位・任官する。そして、叔父から藩の政治を譲られた。盛勝は奉行制度や諸番役、御船方などの諸制度を整備して藩政の確立に努めた。 寛文6年(1666年)、朝鮮に13年間幽閉されていたオランダ東インド会社のヘンドリック・ハメルら8人が、朝鮮を脱出して五島に到着したが、盛勝はこれを保護し出島に送った。その後ハメルらは無事帰国している。 延宝5年(1677年)12月14日に長男・盛暢に家督を譲って隠居する。翌延宝6年(1678年)2月24日、江戸屋敷で死去した。享年34。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五島盛勝」の詳細全文を読む
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