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五月丘古墳(さつきがおかこふん)は、大阪府池田市五月丘に所在する古墳である。 ==概要== この古墳は池田市にある五月山の南の麓に位置し、古墳時代末期に造られたと見られる。 墳丘は以前は畑として利用されていたが、1955年ごろに農作業中に全長3.5m、幅0.9mの横穴式石室が発見され、古墳であることが判った。その後、1973年に大阪府教育委員会による発掘調査が行われ、石室内部から長さ195cm、幅46cmの陶棺が発見された。その他の副葬品は盗掘などにあったと考えられ、須恵器と土師器以外には出土されていない。 調査の結果、直径約8m小円墳であることが推定された。その後、大阪府により保全・修復が行われ、石垣などに転用されていた天井石と側壁石を配置して再現された。 被葬者はこの辺りを統治していた渡来人の秦氏とされているが、詳細は不明である。 現在は石室を間近で見学できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五月丘古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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