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五条猫塚古墳[ごじょうねこづかこふん]
五条猫塚古墳(ごじょうねこづかこふん)は奈良県五條市西河内に所在する古墳(方墳)。五條猫塚古墳と表記されることもある。蒙古鉢形眉付冑を始めとする様々な特色ある遺物が出土していることで知られている。
== 概要== 五条猫塚古墳は五條市近内集落の南約500メートルにある狭い谷間に点在する古墳のうちの1基である。周囲には猫塚古墳と同じような方墳が数多く存在する。墳丘の規模は1辺27メートル、高さは約5メートルである〔伊藤(1984)pp.258-259〕。 1955年頃、墳丘が開墾され、その際、多くの遺物が掘り出された。たまたま、関西を訪れ、網干善教(当時、橿原考古学研究所所員)の案内で、現地付近を視察していた後藤守一はこれらの遺物を見聞して、その驚きを当時、橿原考古学研究所の所長であった末永雅雄に手紙によって知らせている〔末永(1968)pp.232-238〕。 知らせを受けた末永は古墳の墳丘は開墾によって半壊状態であったが、調査の必要を認め、網干を調査担当者とし、発掘調査を実施している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五条猫塚古墳」の詳細全文を読む
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