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五百円硬貨[ごひゃくえんこうか]
五百円硬貨(ごひゃくえんこうか)とは、日本国政府発行の貨幣。五百円玉(ごひゃくえんだま)とも呼ばれる。額面500円の硬貨である。1982年に五百円紙幣に代わり登場した〔衆議院 第94回国会 大蔵委員会 第23号 臨時通貨法に五百円の臨時補助貨幣を追加する件について〕。2000年8月にデザインと材質が変更された〔衆議院 第146回国会 大蔵委員会 第3号 五百円硬貨改鋳の件について〕。 ==高額面硬貨== 記念硬貨などを除いた一般流通硬貨では、世界で有数の高額面硬貨である。登場当時も、スイスの5フラン、ドイツ(旧西ドイツ)の5マルク、スペインの500ペセタ硬貨と並び、高額面硬貨として話題になった。このことが韓国の500ウォン硬貨などの低額面の硬貨による大量の通貨変造事件(後述)を招き、2000年にはリニューアルを余儀なくされた。 ドイツやスペインでユーロが導入されて最高額面硬貨は2ユーロとなったため、現在はキューバの5ペソ硬貨(キューバ兌換ペソは1.08米ドルにペッグ)、スイスの5フラン硬貨と並んでいる。それぞれの硬貨の額面の価値は各国の為替レートの変動による。 ただし、5ペソ硬貨は記念硬貨ではないものの、流通はかなり希である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五百円硬貨」の詳細全文を読む
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