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五粽亭広貞[ごそうてい ひろさだ] 五粽亭 広貞(ごそうてい ひろさだ、生没年不詳)とは、江戸時代後期の大坂の浮世絵師。 == 来歴 == 歌川国升の門人。大坂の人。広貞、五粽亭と号し、蘭畦、小西五長、貞の印を使用している。天保の改革以降の中判錦絵の代表的絵師で、作画期は弘化4年(1847年)から文久3年(1863年)にかけてであった。嘉永(1848年-1854年)、安政(1854年-1860年)期の上方役者絵復興の中軸となった存在であり、巧緻入念な役者絵を多数作画しており、中判のサイズに凝縮した上方版画の技巧の高さを端的に示している。代表作として嘉永2年(1849年)の大坂筑後芝居『五大力恋縅』に取材した中判3枚続の「芸子菊の・沢村其答 笹野三五兵衛・五世市川海老蔵 勝間源五兵衛・三枡大五郎」などがあげられる。 門人に歌川広兼(2代目歌川貞広)がいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五粽亭広貞」の詳細全文を読む
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