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五色生菓子(ごしきなまがし)は、石川県で古くから伝わる和菓子。婚礼などの祝いの場で振舞われる縁起菓子である。 == 概要 == 五色生菓子は5つの生菓子からなり、それぞれが「日、月、海、山、里」の意味をもち、森羅万象・五穀豊穣を表しているとも、心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓を表し、健康を祈念しているともされる。 * ささら餅 - こし餡の入った丸型の餅。紅色に着色した米粉がついており、太陽を表現している。「日の出」の意味を持つ。 * 饅頭 - 白い丸型の麦饅頭。「満月」の意味を持つ。 * うずら - こし餡の入った菱形の餅で、重なる波を表している。「海」の意味を持つ。 * いがら(えがら)餅 - こし餡の入った丸型の餅。黄色に着色した米粒がまぶしてあり、栗のイガから「山」の意味を持つ(稲穂の実りで里も表す)。 * 羊羹 - 丸型の蒸し羊羹。黒い土で里、丸い形で山を表現しており、「里」の意味を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五色生菓子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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