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五輪旗 : ウィキペディア日本語版
オリンピックシンボル

オリンピックシンボル()は、国際オリンピック委員会(IOC)のマークシンボルのことであり、オリンピックムーブメントの象徴である。
== オリンピックマーク ==

オリンピックマーク、いわゆる五輪マークは、単色または五色(左から青・黄・黒・緑・赤)の輪を重ねて連結した形で、ヨーロッパ南北アメリカアフリカアジアオセアニアの五大陸と、その相互の結合、連帯を意味しているが、どの色も特定の大陸を意味したものではない〔オリンピック質問箱基本編 日本オリンピック委員会〕。ピエール・ド・クーベルタン古代オリンピックの開催地の一つであるデルフォイの祭壇にあった休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章に着想を得て製作し、1914年にIOC設立20周年記念式典で発表された。
国際オリンピック委員会の許諾を得ない商業利用は、1981年に締結された「オリンピック・シンボルの保護に関するナイロビ条約」で禁止されている。条約以前には、オリンピック憲章がこのマークを国際オリンピック委員会の独占的所有物と規定していたが、一民間団体の宣言によって関係者以外の人を律することはできなかった。日本では1964年東京オリンピックの際に、許可を得ない提灯の販売をめぐって訴訟があったが、日本オリンピック委員会が断念する形で終わった〔土井輝生『知的所有権法基本判例 著作権』、同文舘、1999年、6-7頁。〕。
5つの輪の重なり方(上か下か)にも法則があるが、オリンピックエンブレムに単色で使用する大会もあり、それを明確に表示しない場合もある(夏季ではモントリオール大会モスクワ大会ロンドン大会など)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オリンピックシンボル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Olympic symbols 」があります。



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