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五輪 真弓(いつわ まゆみ、1951年1月24日 - )は、日本の女性シンガーソングライター。東京都中野区出身。 == 人物 == 1972年10月、CBS・ソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)より、アルバム(『五輪真弓/少女』)・シングル(「少女」)同時発売でデビュー。ファーストアルバム『五輪真弓/少女』はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのクリスタル・サウンド・スタジオでレコーディングされた。このレコーディングには五輪のデモテープを聴いて感銘を受けたキャロル・キング、チャールズ・ラーキーも参加し、ストリングスの中ではデヴィッド・キャンベルがビオラを弾いている。アルバムはオリコンでは最高6位にランク。いわゆる海外レコーディングを商業的に成功させた先駆者としても日本の音楽界に大きな影響を与え、その後さまざまな歌手やミュージシャンたちがそれに追随した。 マスメディアでは「和製キャロル・キング」と謳われ、日本女性シンガーソングライターの草分けと呼ばれた。 1976年、最新アルバム『Mayumity』を絶賛したCBSフランスから現地(フランス)でのアルバム制作の申し出があり、初めての渡仏。翌年全フランス語による『MAYUMI』が発売された。機を同じくして、サルヴァトール・アダモと出会い、彼の2週間にわたるオランピア劇場でのコンサートにゲストとして招かれた。 また、この時期以降積極的にTV等メディアへの露出も増えていく。特に1978年3月21日発売の「さよならだけは言わないで」のヒットにより、フジテレビ『夜のヒットスタジオ』やTBSテレビ『ザ・ベストテン』(今週のスポットライト・コーナー)など、歌番組への生出演が多く見受けられるようになる。 1980年にリリースされたシングル「恋人よ」は当初はB面(カップリング)用の曲であったが、歌入れの後にその出来の素晴らしさにA面として発売されることになった。「恋人よ」は大ヒット、彼女の代表曲となり、同年の第22回日本レコード大賞金賞を受賞した。その後美空ひばりや淡谷のり子の重要なステージ・レパートリーにもなり、後世へと伝えられる曲となった。 ちなみにこの曲はソニーの六本木スタジオにて録音された。編曲は船山基紀である〔アルバム『恋人よ』(1980年9月6日発売)復刻盤CD(1990年9月15日発売):品番CSCL-1235より〕。 しかしこれ以降、歌謡曲ファンを取り込むことになった反面、それまでのファンは抵抗を感じた向きもあるといわれる。これに対して五輪はこう言っている。 1980年代後半からは結婚・出産・育児のため活動をセーブし、表立った活動を控えていた時期もあったが、2000年代に入ってからは徐々にその活動を再び活発化させており、近年、その古典的かつ普遍的な作風は、豊かな声質と歌唱とともに、国内外で高い評価があがっている。 NHK紅白歌合戦には、1980年「恋人よ」で初出場を果たし、1988年まで通算5回出場している。 2015年現在、ソニー・ミュージックに所属している日本人女性歌手では在籍期間が最も長い(男性歌手を含めると郷ひろみに次ぐ長さ)。また、日本人シンガーソングライターとしては最長の在籍期間である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「五輪真弓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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