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五階百貨店 : ウィキペディア日本語版
五階百貨店[ごかいひゃっかてん]
五階百貨店(ごかいひゃっかてん)とは大阪市浪速区日本橋4丁目の堺筋から一つ西隣の筋にある電器商の集まる地域名。通称「五階」。
== 概要 ==
1888年(明治21年)、西成郡今宮村に5階建て、高さ31mのパノラマタワー眺望閣」が建設された。2階建てを超える建造物がまだ珍しかった当時、眺望閣に大勢の観光客が押し寄せることとなり、周囲には観光客を相手にする多数の露店が広がった。これら露店の賑わいを当時の流行語であった「百貨店」と組み合わせて五階百貨店と称するようになったのが名称の由来である。
ちなみに、翌1889年(明治22年)には西成郡北野村(現・大阪市北区茶屋町)に9階建て、高さ39mの「凌雲閣」が建設された。大阪の二大繁華街におけるシンボルタワーとして、眺望閣と凌雲閣はそれぞれ、「ミナミの五階」「キタの九階」と通称された。なお、眺望閣は1904年(明治37年)ごろに、凌雲閣も昭和初期に取壊され現存しない。
五階百貨店は商品がウソのように安く手に入ることや、戦後の一時期は実際に盗品の売買を行う不心得な露店商がいたことから「泥棒市場」との異称で呼ばれたこともある〔浪速區史〕。現在では日本橋商店街(でんでんタウン)の一部となっており、正式な地名等には該当が無い状況になってしまっているが、建物の一角に「大阪名物 五階」と大書する建物があることや名称の誤解(後述)からその面影をとどめている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「五階百貨店」の詳細全文を読む



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