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井上堯之(いのうえ たかゆき、1941年3月15日 - )は、日本のミュージシャン・ギタリスト・作曲家・歌手・音楽プロデューサー。兵庫県神戸市出身。本名は同じ。別名は井上 孝之。愛称はイノヤン。 == 来歴 == 兵庫県立星陵高等学校卒業後は板前だったが、TVのオーディション番組をきっかけに、歌の世界に入る。ザ・スパイダース結成時代は、「スリージェット」という3人組のコーラス&ダンスグループの一員として活躍したが、リバプールサウンド編成に伴い、ギターを独学し、ボーカル・リードギターを担当するまでになった。ザ・スパイダース時代は井上 孝之と名乗っていた。 1971年にザ・スパイダースが解散するとPYGに参加し、同時期に井上堯之バンドを率いた。PYGボーカルの萩原健一が出演したテレビドラマ『太陽にほえろ!』・『傷だらけの天使』や、千葉真一主演のテレビドラマ『十字路』のバックグラウンドミュージックを担当。サントラの作曲、HOUND DOGの音楽プロデューサーをつとめ、1987年には作曲した「愚か者」が日本レコード大賞、映画『火宅の人』では日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。 1990年には演劇『マランドロ』、1999年12月には『ザ・ロッキーホラーショー』といったミュージカルの音楽監督もつとめた。1993年、大人のロックを目指すべく宇崎竜童 & RUコネクション with 井上堯之を結成したが、1998年に活動休止。1999年にはソン・フィルトルを一時結成し、CDリリースとライブ活動を皮切りに、年末にはオリジナル曲「Yei Yei」で第50回NHK紅白歌合戦に出場。 井上堯之AGとして3人編成で活動、八ヶ岳での恒例ライブも行っている。2003年12月19日にはギター教本を著し、ライブ・作曲・編曲を中心にソロ活動に固執せず、数々のユニットにも参加していた。 俳優としても映画『呉清源〜極みの棋譜〜』では本因坊秀哉役で出演。2005年には『カーテンコール』に安川修平役として久方の銀幕出演し、この役で2006年に全国映連賞(映画鑑賞団体全国連絡会議主催)男優賞を受賞した。 2009年1月6日、公式サイトにてミュージシャンとしての現役活動から引退することを表明した。引退の理由としては音楽活動に不完全感を抱いていたこと、更に最近になって肺気腫に罹患し、今後活動を続けることが困難になるであろうことが理由の一つとする報道もなされた。病状については現在はまだ自覚症状はなく、音楽活動をするには支障のない程度だという〔井上堯之「健康上の理由から」突然の引退 日刊スポーツ 2009年1月7日閲覧〕。現役引退後、2009年1月から2010年6月にかけて北海道小樽市の通所リハビリテーション施設にボランティアとして勤務のかたわら、リハビリ施設や各地のイベントなどで演奏活動を行った。その後も年に数回程度のソロライブ等、マイペースな活動を続けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「井上堯之」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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