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井上 大佑(いのうえ だいすけ、本名:井上祐輔〔カラオケ発明者、著作権トラブル メモ権利分割・販売 (朝日新聞 2010年10月13日)〕、1940年5月10日 - )は、カラオケの発明者を自称する人物。 近年の研究では、井上よりも先にカラオケを発明、商業化していた人物として根岸重一や浜崎厳(元ミニジューク大阪社長)、北治敏男らの存在が明らかになっており、井上には「初めてカラオケのビジネス化に成功した人物」という評価が与えられている〔烏賀陽弘道 『カラオケ秘史―創意工夫の世界革命―』(新潮社、2008年)、ISBN 978-4106102929〕〔野口恒 『カラオケ文化産業論』(PHP研究所、2005年)、ISBN 978-4569642222〕。 == 略歴 == * 1940年 - 大阪府大阪市に生まれる。 * 1956年 - 浪速工業高等学校電気科に入学。バンドマンとしての活動を始める。 * 1959年 - 証券会社に入社するもすぐに退社。再びバンドマンに。 * 1968年 - 楽器の教則本販売の会社「ミュージッククレセント」を設立。 * 1971年 - カラオケ1号機「エイトジューク」を開発。 * 1972年 - 神戸市で「エイトジューク」のレンタルを開始する。 * 1973年 - 株式会社クレセントを設立。 * 1987年 - 同社社長を退任し、平社員に降格。 * 1993年 - 同社会長に就任。同年、退社。日本カラオケ協会の設立運動を起こす。ゴキブリ駆除機の販売。レンタル会社「ジェイワン」を創設。 * 1995年 - 日本カラオケ協会設立。有限会社イノウエと有限会社環境薬品を設立。 * 1996年 - ライオンズクラブへ参加。各種ボランティア活動を行う。10年間腹案であったペット事業計画を始動。 * 1999年 - アメリカの週刊誌「タイム」において、「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に、ガンディー、毛沢東らとともに選ばれる。なお、日本人は他に昭和天皇、盛田昭夫、黒澤明、豊田英二、三宅一生の5人が選ばれている。 * 2001年 - 孫のアトピー性皮膚炎がきっかけで、重曹電解水生成機を商品化。 * 2002年 - 「業務用重曹電解洗浄液生成装置と洗浄装置のユーティリティの開発」にて兵庫県知事より「先進的中小企業新分野進出支援事業認定」される。 * 2003年 - 東久邇宮記念賞受賞(カラオケの考案に対して)。 * 2004年 - イグノーベル賞の平和賞を受賞。 * 2008年 - ドイツARD(ドイツ公共第一放送)の招待により、フォルクス・ミュージッククローネ(国民音楽の王冠)に出演。トロフィーを授与される。 : *中国に招かれ、日本人として初めて栄誉会員の認定を受ける。 : *中国企業より技術博覧会にカラオケの生みの親として招待される。 * 2009年 - 1月28日、「カラオケを創(つく)った男」というタイトルの著作物にかかる著作権が、文化庁に登録される(登録番号 第33340号-1)〔著作権登録状況検索システム 文化庁(本名で検索)〕。12月2日、米国著作権局に、井上他1名の名義で1974年に作成された「KARAOKE」というタイトルの著作物の著作権が登録される(登録番号 TXu001672400)〔Public Catalog U.S. Copyright Office(Registration NumberをTXu001672400として検索)〕。 日経産業新聞の仕事人秘録にて紹介される。 * 2010年 - 米国にて「KARAOKE(TXu001672400/2009-12-02)」の著作権登記完了。 : *著作権主張準備のため、米国OLSHAN弁護士事務所との契約。 * 2011年 - 米国OLSHAN弁護士事務所と著作権主張準備開始。 : *米国法人「INOUE USA,INC.」アメリカ デラウェア州に設立。法人業務内容:知的財産管理業務/知的財産コンサルティング : *米国法人「INOUE USA,INC.」のニューヨーク事務所開設。 : *アンジェロ財団との提携合意に至る。 : *NHK BS1にて「BEGIN Japanology カラオケ」が放送され、井上大佑が紹介される。 * 2012年 - 一般財団法人「井上大佑 記念財団」設立。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「井上大佑」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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