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井上英[いのうえ えい]
井上 英(いのうえ えい、1886年(明治19年)12月〔『新編日本の歴代知事』998頁。〕 - 1975年(昭和50年)4月2日〔『朝日新聞』(東京本社発行)1975年4月4日朝刊、23面の訃報より。〕)は、日本の内務・警察官僚、政治家。官選佐賀県知事、旭川市長、新潟市長。旧姓・村田。 ==経歴== 埼玉県出身。村田謙吉の二男として生まれ、井上家の養子となる〔。第四高等学校を卒業。1912年11月、文官高等試験行政科試験に合格。1913年、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業。内務省に入省し福井県属となる〔〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』203頁。〕。 以後、福井県警視、同理事官、長野県理事官、大阪府理事官、茨城県警察部長、熊本県書記官・警察部長、新潟県書記官・警察部長、京都府書記官・警察部長などを歴任〔。 1930年7月、佐賀県知事に就任。風水害からの復旧、教育調査会の設置などに尽力〔。1931年1月、台湾総督府警務局長に転任し、1932年1月まで在任〔『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』128頁。〕。同年に退官〔。その後、旭川市長、新潟市長(二期、1938年12月~1946年11月)を務めた〔。
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