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亜塩素酸カリウム(あえんそさん—、potassium chlorite)は、無機化合物の一種で、亜塩素酸 (HClO2) のカリウム塩にあたる。化学式は KClO2 と表される。 == 性質 == 吸湿性の無色の結晶で、空気中に放置すると潮解する〔Garzarolli-Thurnlackh, K.; Hayn, K. v. ''Liebigs Ann. Chem.'' 1881, ''209'', 207.〕。 また、加熱すると光を放ちながら塩化カリウムと酸素に分解する〔Bruni, G.; Levi, G. ''Gazz. Chim. Ital.'' 1915, ''45(II)'', 161-179.〕。 :KClO2 → KCl + O2 (heating) 室温で、数時間のうちに分解したとの報告もある〔Smolentsev, A. I.; Naumov, D. Y. ''Acta Crystallogr., Sect. C: Cryst. Struct. Commun.'' 2005, ''61'', I17-I19.〕。 結晶について、X線構造解析の報告がなされている〔Smolentsev, A. I.; Naumov, D. Y. ''Acta Crystallogr., Sect. C: Cryst. Struct. Commun.'' 2005, ''61'', I17-I19.〕。 酸化性の物質であり〔、日本では消防法によって危険物第1類の酸化性固体として分類される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「亜塩素酸カリウム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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