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亜急性連合性脊髄変性症 : ウィキペディア日本語版 | 亜急性連合性脊髄変性症[あきゅうせいれんごうせいせきずいへんせいしょう]
亜急性連合性脊髄変性症(あきゅうせいれんごうせいせきずいへんせいしょう、)またはリヒトハイム症()とは、ビタミンB12欠乏症によって脊髄の後柱及び側柱の変性が生じる疾患である〔L. Lichtheim. Zur Kenntnis der perniciösen Anämie. Verhandlungen des Deutschen Kongress für innere Medizin, 1889, 6: 84-96. 42: 1887.〕。悪性貧血に伴って発生することが多い。 ==症状== 病理学的所見として、後柱及び側柱のミエリン鞘がまだら状に失われていくことによる亜急性・連合性の変性が認められる。患者の症状として、次第に悪化する手足、胴体の脱力とヒリヒリ感、しびれ感が認められる。左右の痙性麻痺が発生し、圧覚、振動覚、触覚が失われていく。バビンスキー反射が陽性となる。長期のビタミンB12欠乏症は、神経系に不可逆の障害をもたらす。 もし、ビタミンB12と葉酸が欠乏している場合、亜急性連合性脊髄変性症が発症しないよう速やかにビタミンB12欠乏症を治療する必要がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「亜急性連合性脊髄変性症」の詳細全文を読む
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