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亜砒酸 : ウィキペディア日本語版
亜ヒ酸[あひさん]

亜ヒ酸あヒさん、arsenous acid、arsenious acid)は、化学式がAs(OH)3無機化合物である。水溶液中で生成することが知られており純物質は単離できないが、このことからAs(OH)3の重要性が損なわれることはない。
一般には、無水物に該当する三酸化二ヒ素のことを亜ヒ酸と呼ぶことが多い。

== 性質 ==
As(OH)3ヒ素原子に3個のヒドロキシル基が結合した三角錐形分子である。
類似化合物であるリンの化学種の亜リン酸(H3PO3)はホスホン酸(HPO(OH)2)側に平衡が偏っている。このようなAsとPの異なる性質は、主族元素では軽い元素ほど高い酸化状態の方が安定であるという傾向を反映している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「亜ヒ酸」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arsenous acid 」があります。



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