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交河故城[こうがこじょう]
交河故城(こうがこじょう)、交河古城、交河城址(-じょうし)は中華人民共和国、新疆ウイグル自治区トルファン市の西方11キロに位置する世界最大、最古級の版築で築かれた都市遺跡。中国でただ一つ残る漢代からの都市遺跡でもある。遺跡は柳葉形の台地上に位置し周囲は約30メートルの断崖に囲まれ自然の要害をなしている。遺跡の全長は約1650メートル、幅は最大で約300メートル、総面積は約38万平方メートル。紀元前2世紀に建設され、14世紀に戦火で焼け落ちた。交河故城は1961年3月4日、中華人民共和国国務院により第一批全国重要文化保護財に指定され、2014年にはシルクロード:長安-天山回廊の交易路網の構成資産としてUNESCOの世界遺産リスト登録物件に含まれた。 == 歴史 == 紀元前2世紀以前に車師人はすでにここに居住し、紀元前108年~450年の間、車師前国の都だった。漢代には「戍巳校尉」がこの地に置かれた。450年~640年には高昌に属し、640年~9世紀初めには唐の交川県に属した。西域の最高軍事機関である安西都護府が設置された(640年~658年)。9世紀中葉には高昌回鶻の管轄下に入り、14世紀には戦火で破却された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「交河故城」の詳細全文を読む
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