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交流抵抗 : ウィキペディア日本語版
電気抵抗[でんきていこう]

電気抵抗(でんきていこう、レジスタンス、)は、電流の流れにくさのことである。電気抵抗の国際単位系 (SI) における単位オーム(記号:Ω)である。また、その逆数コンダクタンス と呼ばれ、電流の流れやすさを表す。コンダクタンスのSIにおける単位はジーメンス(記号:S)である。
== 概要 ==
断面積が一定の物体での抵抗値は、電気抵抗率と長さに比例し断面積に反比例する。超伝導体以外の全ての物質はなんらかの抵抗値を持つ。一般に、金属は温度が高くなるほどに電気抵抗率が高くなり、半導体は温度が高くなるほどに電気抵抗率が低くなり、電解質イオン濃度が大きく・イオン移動度が大きくなるほど抵抗値が低くなる(電気伝導を参照)。
物体の電気抵抗 ''R'' は、それに印加される電圧 ''V'' とそこを流れる電流 ''I'' の比で表される。
:R =
多くの物質にとって、与えられた温度での電気抵抗 ''R'' は一定である。その物質を流れる電流や電位差(電圧)で抵抗値が変化することはない。そのような材料をオーム性材料 (Ohmic material) と呼ぶ。オーム性材料でできた物体の一定の抵抗値の定義をオームの法則 (Ohm's law) と呼ぶ。
(オームの法則に従わない)非線形の伝導体では、電流や電圧の変化にともなってその比が変化する。そのときのI-V曲線を "chordal resistance" あるいは "static resistance" と呼ぶこともある。
電気抵抗の原因としては、第一に物質を構成する原子熱振動がある。ほかに結晶の格子欠陥も抵抗の原因となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「電気抵抗」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Electrical resistance and conductance 」があります。



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