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交通管理隊(こうつうかんりたい)とは、NEXCO等の道路管理者の下で、道路を定期又は臨時に巡回し、道路の安全と円滑な交通の確保を図ることを業務とする組織である。名称は道路管理者によって異なり、巡視班、巡視担当、維持係等の例も多い。 海外で日本の交通管理隊に相当する業務を執行している組織としては 英国運輸省管轄・道路庁(Highway Agency) の交通管理官(Traffic Officer)が存在する。 == 業務内容 == ステーションワゴンやSUV等の車種に黄色や赤など(一部、白・紺ツートン)の塗装を施し特殊機器を搭載したパトロールカーで、巡回等を行い交通事故や故障車、路上障害物の処理に当たるほか、高速道路等では渋滞発生時などに「渋滞発生中」「追突注意」などの注意喚起文をパトロールカーに搭載した電光掲示板で表示し走行する業務も行っている〔福岡北九州高速道路公社の例 。2014年8月22日・2015年4月20日閲覧。〕〔能越自動車道における例 。2015年2月23日閲覧。〕。 中央分離帯や本線車道上に落下した路上障害物を除去する業務は、路肩にパトロールカーを停車させて2人1組であたる。車両が100km/h近くで走行する本線車道上を3m-10mも横断するため、この業務には非常に危険が伴う。横断時には交通管理旗で走行車両に注意を喚起する。 道路巡視中に路面やガードレール、照明灯、法面その他の異常を発見した際は、その状況を確認・記録して報告し、補修業務につなげる〔人事院中国事務局『頑張っている公務員 - 国土交通省中国地方整備局広島国道事務所広島維持出張所 』。2015年2月15日閲覧。〕〔兵庫県西播磨県民局龍野土木事務所の例 。2015年2月15日閲覧。〕〔。また、一般道を管理する国土交通省地方整備局の国道事務所や地方公共団体の土木部門の巡視班等では、パトロールカーにレミファルト等の補修資材も搭載し、比較的軽微な舗装の亀裂やポットホール等を発見した際にはその場で応急補修も行うことが多い〔愛知県知立建設事務所の例 。2011年6月26日・2012年11月25日閲覧。〕〔京都府丹後土木事務所の例 。2014年8月22日閲覧。〕〔。側溝蓋補修や支障草木の除去なども行う〔福島県喜多方建設事務所の例 。2014年8月22日閲覧。〕〔埼玉県北本県土整備事務所の例 。2014年8月22日閲覧。〕。 車両は巡回車と標識車を保有する。一部地域では自主救急隊として救急車を配備している基地もあったが民営化に伴い廃止された。交通管理隊の中に車限隊という部門を設けている場合もあり、車限隊はインターチェンジ等で車限令違反等の法令違反車両の取締を実施している。車両は、緊急車両なので、赤色灯とサイレンが装備されている。また、道路維持作業用自動車でもあるため、黄色灯も装備している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「交通管理隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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