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交通遺児育英会 : ウィキペディア日本語版
交通遺児育英会[こうつういじいくえいかい]

公益財団法人交通遺児育英会(こうつういじいくえいかい)は、交通事故で保護者を失ったり、経済的に修学が困難となった子供に対し、奨学金を無利子で貸与している組織。以前は内閣府所管の財団法人だったが、公益法人制度改革に伴い、2011年4月1日公益財団法人に移行。
== 概要 ==
1964年に母親を交通事故で亡くした玉井義臣が「交通評論家」として評論活動を開始。自賠責保険の支払限度額引き上げなどの問題提起を行い、1966年からテレビ番組「桂小金治アフタヌーンショー」(NET)で週1回行われた「交通事故防止キャンペーン」コーナーにレギュラー出演して各界関係者と議論を戦わせ、刑法211条改正実現等に尽力した。1968年10月、姉と甥をやはり交通事故で亡くした岡嶋信治らとともに、数寄屋橋で「交通遺児をはげます会」の旗揚げ街頭募金を行う。その後交通遺児・遺族による文集『天国にいるおとうさま』が大反響を呼び、衆議院予算委員会では異例の決議が行われ、翌1969年財団法人交通遺児育英会が設立される。初代会長には富士製鐵社長の永野重雄が就任した(玉井は専務理事に就任)。
これまでに、たびたび「官僚の天下り」疑惑が指摘されており〔あしなが育英会/「天下り報道は別組織」 - 琉球新報 〕、国会でも、かつて交通遺児育英会の職員として内部事情に詳しい藤村修山本孝史の両衆議院議員や、石井紘基衆議院議員らが質疑を行っている。また、交通遺児育英会の事実上の創設者である玉井が1993年、純粋な民間の組織として新たに「あしなが育英会」を発足させたのも、天下りを強要されたことによる路線対立が原因と言われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「交通遺児育英会」の詳細全文を読む



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