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京品ホテル(けいひんホテル)は、かつて東京都港区にあったビジネスホテルである。 品川駅前の一等地に位置していたが、運営者であった京品実業株式会社の経営不振などから2008年(平成20年)に廃業した〔。 == 概要 == 1871年(明治4年)に、「小林旅館」として開業した。 廃業時に存在していた建物は、1930年(昭和5年)に建築されたものである。4階建てで、総客室数は52室。品川駅高輪口正面の一等地に立地している。ターミナル駅の目の前という立地と手頃な価格を特徴としていた。宴会場、会議室を併設していたほか、複数の飲食店が入居していた。 ホテル名の「京品」は、「東京」と「品川」から一字ずつ取ったもの。京浜地区にあることと、最寄駅である京浜急行電鉄品川駅があることから、しばしば「京浜ホテル」と誤解され、そのように表記されることもあった。 廃業時には、それを不服とする一部の従業員が自主営業を続け、また店子である飲食店も建物の不法占拠と営業を続けるという事態が生じた。2008年(平成20年)から翌年にかけて、最終的な営業の中止と立ち退きを得るまでの一連の紛争はマスコミにも盛んに取り上げられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京品ホテル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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