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京急クト1形電車[けいきゅうくと1がたでんしゃ]
京急クト1形電車(けいきゅうクト1がたでんしゃ)は、1990年(平成2年)2月に登場〔『鉄道ピクトリアル』通巻656号p256〕した京浜急行電鉄の事業用電車である。 == 概要 == デト20形の置き換え用として1000形の廃車発生部品を活用し新造された救援車。自動ブレーキ (AMM-R) 装備車を全廃し、ブレーキ性能を統一してATSを改良するために導入された〔『鉄道ピクトリアル』通巻518号p68〕。 クト1とクト2の2両が製造され、クト1は新町検車区に、クト2は金沢検車区に所属した。 京急では唯一の制御付随車であり、電磁直通ブレーキ (HSC) を装備する車両に連結して運転することが前提だったが、1997年(平成9年)に保線用モーターカーでも牽引できるように改造された。京急の信号システムは先頭台車が動力台車であることを前提に設計されている〔『鉄道ピクトリアル』通巻677号pp95-99〕ため、営業線を閉鎖せずに走行する場合、先頭には連結されなかった。電磁直通ブレーキ車の全廃に伴い、2010年度に2両とも廃車された〔『鉄道車両年鑑2011年版』p215〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京急クト1形電車」の詳細全文を読む
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