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京極高品[きょうごく たかかず]
京極 高品(きょうごく たかかず)は、但馬豊岡藩の第6代藩主。豊岡藩京極家8代。 寛保元年(1741年)7月18日、第5代藩主京極高永の長男として江戸麹町邸で生まれる。宝暦10年(1760年)に父が死去したため家督を継ぎ、宝暦11年(1761年)に従五位下、甲斐守に叙任する。同年から文武の奨励、倹約の徹底、礼儀の徹底などを中心とした藩政改革を行い、15ヵ条の触れを出し、藩士の贈収賄を取り締まって綱紀粛正を図り、緊縮財政政策を採用した。しかし、藩主・改革派と守旧派の確執が続き、重臣の脱藩や永蟄居などが相次いだ。 寛政元年(1789年)に正室と離別し、嗣子がなかったため、弟の高大を養子として迎えていたが、病弱であったために寛政2年(1790年)に廃嫡し、改めて峰山藩京極家から高有を養子として迎え、寛政3年(1791年)5月10日、「放心に付」であるとして隠居し、家督を高有に譲った。その後、剃髪して甲斐入道と号した。 寛政4年(1792年)7月6日、豊岡で死去した。享年52。
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