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京極高国 : ウィキペディア日本語版
京極高国[きょうごくだかこく]

京極 高国(きょうごく たかくに)は、丹後宮津藩の第3代藩主。国持大名。
== 生涯 ==
元和2年(1616年)、第2代藩主京極高広の長男として田辺で生まれる。承応3年(1654年)4月23日、父の隠居により家督を継いで藩主となる。しかし隠居した高広が藩政に介入したことから父と対立し、さらに高国自身も寛文元年(1661年)には年貢が納められていないとして、その村そのものを取り潰すなどの悪政を布いた。このため寛文6年(1666年)5月3日、親子不和や悪政を理由に幕命によって改易され、陸奥盛岡藩南部重信預かりの身となった。ただし、扶助料として3000俵を与えられた。
なお、改易されたとき、家臣の落合主税助らなど一部が宮津城明け渡しに応じず、一時は籠城して徹底抗戦しようとまでしたが、高国が説得することで開城している。このことから、暗君ながら家臣に慕われていた一面があったものと思われる。
延宝3年(1675年)12月24日に死去。享年60。子孫は旗本となり、室町以来の名族ゆえ、高家に列した時期もあった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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