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京福電気鉄道モハ5001形電車 : ウィキペディア日本語版
京福電気鉄道モハ5001形電車[けいふくでんきてつどうもは5001がたでんしゃ]

京福電気鉄道モハ5001形電車(けいふくでんきてつどうモハ5001がたでんしゃ)は、京福電気鉄道福井鉄道部がその運営時代末期の1999年に導入した通勤形電車である。2両が製造されたが、1両は事故で廃車となり、残る1両はえちぜん鉄道により承継された後えちぜん鉄道MC5001形電車(えちぜんてつどうMC5001がたでんしゃ)となっている。
== 車両概要 ==
京福電気鉄道福井鉄道部(旧福井支社)は1990年代に入って乗客減から経営が厳しくなり、廃線を検討するようになっていた。そのため新車投入もままならず、阪神電気鉄道(阪神)などから譲渡を受けた旧型電車が多く使用されていた。
これでは乗客減を食い止めることはできないと考えられたため、沿線自治体から近代化のための補助を受け、新造車を投入することにした。これが本形式で、阪神系列の武庫川車両工業(現在の阪神車両メンテナンス)によって1999年に2両が製造され、2000年より正式運行についた。
予算の都合もあり、新製したのは車体のみであって、台車・電動機・クーラーなどは阪神・豊橋鉄道などから譲渡を受けた車両、ないしは自社導入車両の旧型車を廃車にして流用することにした。
車体は前面が「」の字形に飛び出したものとなり、斬新なイメージを与えた。集電装置は下枠交差形パンタグラフ、側面は片開き3扉、ロングシートとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「京福電気鉄道モハ5001形電車」の詳細全文を読む



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