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京葉銀行津田沼支店立て籠もり事件(けいようぎんこう つだぬましてん たてこもりじけん)とは、1999年6月11日に千葉県習志野市の京葉銀行津田沼支店に日本刀(後に模造刀と判明)を持った男が現れ、支店長や行員を人質に取り、銀行に立て籠もった事件。 == 事件の経過 == 〔産経新聞 1999年6月12日朝刊〕 男は6月11日午後2時50分ごろ、京葉銀行津田沼支店のカウンターにいた女子行員の首をつかんで「金を出せ」と要求した。 男はさらに女子行員に刃物を突きつけたままカウンターの中に侵入し、いすに座らせた女子行員の首に刃物を突きつけたまま、別の行員に支店のシャッターを閉めさせて行内に立てこもった。刃物を突きつけられた女子行員のほか、支店長ら男性3人、女性6人の行員も男に脅され、行内にとどまった。 千葉県警察は、150人態勢の対策室を設置して、約100人の警察官で銀行を包囲した。午後4時すぎから2人の警察官が支店内に入り説得を続けたが、男は「要求はない。お前ら帰れ」などと繰り返した。 警察は粘り強く説得を続ける一方、男の要求を受け入れる形で、男が持参した青のボストンバッグに現金約700万円を入れたうえで逃走用の車を用意したことを男に告げた。 男は女子行員を背後から羽交い締めにして刃物を突きつけたまま通用口に向け歩きだした。銀行から外へ出る一瞬のすきに捜査員が飛びかかり、激しく抵抗する男を取り押さえ、午後8時17分に人質による強要行為等処罰に関する法律違反、強盗などの現行犯で逮捕した。 男は逮捕直後、取調べに対し黙秘していたが、後に身元が判明し、犯行の動機として「金が欲しかった」と供述した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京葉銀行津田沼支店立て籠もり事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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