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梅津線(うめづせん)は、京都市の四条通の梅津方面に敷設されていた京都市電の軌道路線(トロリーバス)。 戦時体制下における「軍事援護事業」の一環(軍需工場への工員輸送)として大戦末期に全区間併用軌道の有軌条で建設された。蹴上線を休止してその資材を利用した。昭和33年には交通事業の一環(合理化)で全線を無軌条化した上で無軌条線を統合した。その後、更に西梅津の松尾橋電停まで延長された。 終末期の路線は四条大宮から松尾橋電停まで市西部工業地域の西院と梅津を無軌条電車(トロリーバス)で貫いていた。車庫引込線として千本線の壬生車庫前 - 四条大宮間で複軌道を共用していた。1969年(昭和44年)に全線が廃止された。 京都市のトロリーバス事業全般については京都市営トロリーバスを参照。 == 沿革 == * 1945年(昭和20年) * 2月2日 西大路四條-天神川(仮)開業/梅津操車場開設 * 8月3日 (天神川)-梅津(後に高畝町と改称)開業 * 1958年(昭和33年)12月1日 全線無軌条化し、無軌条線を統合/梅津操車場廃止/梅津車庫開設し、壬生車庫より無軌条電車移管(但し梅津車庫に車両工場は併設せず、定期検査や修繕等は従来通り壬生車庫車両工場に於いて実施) * 1962年(昭和37年) * 3月27日 急行運転開始(日曜祝日を除く午前7時-午前9時) * 5月1日 高畝町-松尾橋開業 [梅津線全線開業] * 1969年(昭和44年) * 7月19日 廃止申請 * 10月1日 梅津線全線廃止し、市バス77号系統に転換/梅津車庫廃止 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京都市電梅津線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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