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京都御馬揃え[きょうとおうまぞろえ] 京都御馬揃え(きょうとおうまぞろえ〔今谷明「武家と天皇」岩波新書、29頁〕)は天正9年2月28日(1581年4月1日)、織田信長が京都で行った大規模な観兵式・軍事パレードである。 == 概要 == この馬揃えは京都内裏東にて行われた。丹羽長秀や柴田勝家を始め、織田軍団の各軍を総動員する大規模なものだった。正親町天皇が招待され、近衛前久ら馬術に通じた公家にはパレードへの参加が許された。 このパレードの目的は、天下布武を標榜する織田信長が、周辺大名を牽制し、力を誇示するためと考えられている。これにより、信長は京都の平和回復と織田家の天下掌握を内外に知らしめた。また、天皇や公家を招待した理由については、朝廷を威圧するためという説と、天皇側から査閲を希望したという説とがある。 また、今谷明の説では、1576年頃から、信長は正親町天皇に再三にわたって譲位をうながしていた。業を煮やした信長は天正9年の2月から3月にかけて二度、馬揃えを行うが、天皇は譲位しなかった〔同書〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京都御馬揃え」の詳細全文を読む
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