|
人参代往古銀(にんじんだいおうこぎん)とは宝永7年9月(1710年)から、高麗人参貿易取引専用に鋳造された丁銀の一種で秤量銀貨である。単に往古銀(おうこぎん)また人参丁銀(にんじんちょうぎん)とも呼ぶ。この「往古」は慶長銀の品位への復帰を意味する。 == 概要 == 表面には、「寳」字および大黒図柄が打たれ、その極印は宝永四ツ宝丁銀のものと同一であるが、「宝」字などの年代印は無く、品位は慶長丁銀と同一である〔瀧澤武雄,西脇康 『日本史小百科「貨幣」』 東京堂出版、1999年〕。専ら貿易専用の銀で日本国内では通用せず、対応する小玉銀は鋳造されなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人参代往古銀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|