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ひとよし号とは、かつて産交バスが運行していた熊本県熊本市と八代市・人吉市・球磨郡多良木町を結ぶ高速バスである。 2014年7月31日限りで廃止された。 == 沿革 == *1955年8月 - 熊本-人吉間直行バスを、国道3号経由で運行開始。 :1968年当時、辛島町産交バス乗り場34番乗り場より6往復運行。ヘッドマークは、球磨川下りをモチーフにしたもの。 :当時の停車バス停は、辛島町-迎町-松橋-小川四つ角-宮原-八代駅前-坂本橋-破木-神瀬橋-大坂間-一勝地-人吉となっていた。 *1969年3月 - 熊本交通センターが開設され、1ホーム6番乗り場より出発していた(現在はAホーム6番乗り場より出発)。 :「神瀬橋」バス停から「神瀬」へ停留所名を変更したほか、新たに渡駅前バス停にも停車する。 *1969年11月 - ワンマン化。所要時間は2時間29分となる。 *1970年12月 - 所要時間が2時間22分に短縮。 *1971年頃 - 宮原経由八代行きの快速「しらぬい号」の廃止に伴い10往復に増便。 *1980年3月 - 9往復を熊本-八代間高速道に載せ換えし、従来の国道経由は1往復のみとなる。 :高速道経由便の経路は、熊本交通センター-県庁-熊本IC-八代IC-八代駅前。 :所要時間は、高速道経由便は熊本-人吉間2時間30分、国道3号経由便は2時間24分。 *1981年10月 - 7往復に減便。熊本-人吉-宮崎の特急バス「なんぷう号」4往復を開設。 :「なんぷう号」の八代IC以南の経路は、八代IC-八代駅前-国道219号-人吉-国道221号-えびのIC。 *1982年2月 - 国道3号経由便を廃止し、熊本-八代間はすべて高速道経由に。 *1982年11月 - 「なんぷう号」を6往復に増便し、「ひとよし号」は5往復に。 *1988年4月 - 福岡-人吉-宮崎間の特急バス「フェニックス号」3往復を開設。 *1989年12月 九州自動車道の八代IC-人吉IC間開通にともない、「ひとよし」号を7往復に増便。「なんぷう号」を8往復に増便し、この時から八代駅前を経由しなくなった。 :「ひとよし号」は、八代IC-八代駅前-八代ICの経路で運行。所要時間は、熊本-人吉間1時間55分。 *1990年5月 - 熊本-鹿児島間に特急「きりしま号」10往復を開設し、うち6便が人吉に停車。これに伴い「ひとよし号」は4往復に減便。 *1992年5月頃 - 「ひとよし号」を1往復に減便。 *1992年8月頃 - 「ひとよし号」路線廃止。 *2004年 - 「きりしま号」廃止に伴い、熊本-新八代-人吉間「ひとよし号」4往復を復活。 :九州産業交通中央営業所(現在の熊本営業所)と熊南産交(現在の産交バス)人吉営業所による共同運行。 *2008年10月10日 - きりしま号(鹿児島線)開設に伴い、2往復4便が減便。九州産交バスが運行を撤退し、産交バスの単独運行となる。 *2011年8月1日 - ダイヤ改正により運行内容を変更。 *熊本側の発着場所を熊本交通センターから西部車庫まで延長し、JR熊本駅前にも停車。さらに、人吉行の停車箇所に通町筋を追加(人吉行・熊本行とも通町筋に停車)。 *人吉市内において九日町・人吉駅にも新たに停車開始。また、2往復のうち1往復を多良木駅まで延長。多良木 - 人吉産交間においては途中に錦町やあさぎり町など球磨郡内5箇所の停留所を新設。 *これまでの毎日運行ダイヤから一部を平日のみと土日祝日のみに変更(運行本数は変わらない)。 *高速道路内一部停留所の廃止。同時にこれまで停車していた新八代駅(東口)には平日の多良木発熊本行きのみ停車(他は八代ICからの乗降に変更)。 *2013年6月1日 - ダイヤ改正により1日1往復2便に減便とし、人吉行・熊本行とも多良木発着へ。それに伴い、日中の車両有効活用策として西部車庫 - 阿蘇くまもと空港行リムジンバスを間合いで担当。また熊本行は人吉産交にて3分間休憩をはさんで運行される。 *2014年7月31日 - 利用者低迷により、路線維持が困難になったことを理由に同日をもって運行終了〔熊本⇔人吉・多良木 高速ひとよし号運行終了のお知らせ 産交バス総合案内|九州産交バス|九州産交グループ|熊本|交通 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ひとよし号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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