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人工臓器[じんこうぞうき]
人工臓器 (じんこうぞうき、''Artificial Organs'')は、患者が極力通常の生活に復帰できるよう、臓器の機能的代替物として人体にインプラントないしは接続される医療機器である。代替される機能に制限はないが、致命的なものであることが多い。 固定された電源、フィルター、化学的な処理装置などと接続されていないことが人工臓器の特徴であるとの考え方もあり、定期的な充電や、消耗品の交換を必要とする機器も人工臓器に分類すべきでないとの意見もある。この立場によれば、例えば人工透析装置は腎臓の機能的代替物であり人体に接続される医療機器であるが、人工臓器ではないということになる。 日本人工臓器学会では「病んだ臓器の代行を目的として開発されたもの」〔日本人工臓器学会 人工臓器とは? 〕としており、透析装置は人工臓器に含まれるとの立場をとっている。 == 概要 == 心臓、肺、肝臓、腎臓などの機能が損なわれると種々の病気になり、重い場合には生命の危機に晒される。人工臓器は、このように病んだ臓器の代行を目的として開発されたもので、様々な治療を通じて機能補助に用いられている。 人工臓器には材料工学や電子工学等の機械技術を用いたものや、組織工学(英Tissue Engineering)を用いたものがある。前者の例として人工心臓、後者の例として培養皮膚が挙げられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人工臓器」の詳細全文を読む
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