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『人工衛星クイズ』(じんこうえいせいクイズ)は、日本テレビ系列(NNS)で放送された視聴者参加型クイズ番組。1984年3月22日と3月29日の2回のみ、『木曜スペシャル』の枠で特番の形で放送された。 == 概要 == 同局『アメリカ横断ウルトラクイズ』の制作スタッフが新たに制作した、今日でいうスピンオフに当たるクイズ番組だった〔1984年3月22日の各新聞テレビ欄より。〕。 男女2人のチームが地図に関する早押しクイズに答え、 正解すると指令を受け宝探しに挑戦する。宝探しは海外にいる山下真司に行ってもらい、日本テレビのスタジオと現地とを結ぶ、大西洋上とインド洋上にある人工衛星〔1984年3月29日付 読売新聞テレビ欄 より。〕を通じて指示を出す。指示は声だけが聞こえ、解答者の姿などは山下には見えていなかった。出される謎は、現地とその人々に関連する話、伝わる話や歴史、民話などから作られている。宝が隠された地域の広さは、東京23区に相当するとされていた〔1984年3月22日付 毎日新聞テレビ欄 より。〕。 宝探しは3段階に分けられ、第1問と第2問で宝を見つける手がかりの品を見つけ、第3問で実際の宝を探す。制限時間は45分。 賞金は、第1問と第2問は、正解の品にたどり着くまでの時間により決められ、15分以内であれば30万円、以後1分超過ごとに2万円ずつ減額。第3問は、100万円からそれまでの獲得賞金を引いた残り。ただし、制限時間内に見つけられない場合は0円となる。 3月22日の第1弾はチュニジア、3月29日の第2弾はスイス・アルプス・レマン湖近辺で宝探しを展開。 スイスでのスタート地点は「ロッシェ・ド・ネ」山頂で、使用したヘリコプターは最高時速300kmを誇ったスイス山岳救助隊の「ベル・ジェットレンジャー206」〔1984年3月29日付 中日新聞テレビ欄 より。〕。人工衛星回線はインテルサットIVと同IV-Aを使用した〔1984年3月29日付 埼玉新聞テレビ欄 などより。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人工衛星クイズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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