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『人形劇 三国志』(にんぎょうげき さんごくし)は、1982年10月2日から1984年3月24日までNHKでテレビ放送された人形劇である。 == 概要 == 『三国志演義』をモチーフに魏、呉、蜀三国の興亡を描いた作品で、美しい人形は人形美術家・川本喜八郎が担当した。番組開始時および人形劇本編の合間には、司会兼ストーリーテラーとして漫才師の紳助・竜介が出演した。 ストーリーは劉備(その死後は諸葛亮)を巡る説話が中心であり、呂布の弟として登場する海賊首領「呂王」などのオリジナルキャラクターやオリジナルストーリーを取り入れつつ、桃園の誓いから五丈原の戦いまでを描く。セリフや展開は子供が見ても楽しめるよう分かりやすさに重点を置いており、『演義』よりも荒唐無稽・勧善懲悪の要素がより強調される。 使用された人形の大半は川本の好意により「人形の町」として知られる長野県飯田市に寄贈され、同市に設立された川本喜八郎人形美術館に展示された。なおまで様々な展覧会で展示され照明を浴び続けたため、いくつかの人形、特に曹操のものは色褪せが激しく、放送当初の鮮やかな色彩は失われた。 NHKアーカイブスにて全話を視聴することができる。また、2014年4月30日までNHKオンデマンドでの配信も行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人形劇 三国志」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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