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『人形師の夜』(にんぎょうしのよる)は、橘裕の漫画作品。白泉社から出版。2002年に発行された6巻が、2008年10月時点での最新刊で今のところ後続の単行本が出る様子はない。 ただし、著者は「不定期になるが、描きたい題材が見つかる限り続ける」を同単行本内で示しており、6巻19Pの1/4スペースでも、「次もいつ出るかわかりません・・・」と書かれているので、今後続編がでる可能性はある。 == 内容 == :強い想いを持った者〔6巻までで、犬の願いを叶えた話が2話と、主人公の潜在意識による自己嫌悪に応えた話が2話存在する。〕の夢を叶えるために、人形師が依頼者の希望に沿った「人形」を与える話。 :依頼者はその人形の体を借り、約一週間の期限付きで願いを叶えるために行動する。 :また、その「人形」は基本的に、どう見ても普通の人間にしか見えないものばかり。〔特殊オーダーで「格闘能力の強化」を依頼した話では、強化オーダーの反動で人間には見えない不具合が発生している。〕 :展開としては、基本的に一話完結。 :願いは「女の子の身体」から「サンタクロース」まで様々。 :目的は「恋愛」から「殺人」まで様々。 :ただし、叶えることが出来るのは『純粋な想い』だけなので、想いに悪意や欲望が残っている者の前には、人形師に会う為の扉は現れない。 :また作品全体の雰囲気としては、「どんなに絶望的な状況であっても僅かな救いが必ず存在していて、それを見つけることが出来れば、人間は希望を持って生きてゆける。」との作者の思いが共通のテーマで、現代社会の問題点を指摘することもあれば、純粋な話もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人形師の夜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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