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『人間知性論』(にんげんちせいろん、、英: An Essay concerning Human Understanding)は、1689年に出版された、イギリスの哲学者ジョン・ロックの哲学書。ロックは20年かけてこの著作を書き上げ、近代イギリス経験論の確立に寄与した。 (旧訳は『人間悟性論』) ==構成== 本書の構成は、以下の通り。 *導入部 : 読者への手紙、序論 *第1篇: 原理(principles)や観念(ideas)は、いずれも生得的(innate)ではない *第1章 生得の理論的(推論的)原理(speculatvie principles)は無い *第2章 生得の実践的原理(practical principles)は無い *第3章 理論的(推論的)・実践的な生得原理に関する余論 *第2篇: 観念(ideas)について *第1章 観念一般、及びその起源について *第2章 単純観念(simple ideas)について *第3章 単感覚(sense)の単純観念について *第4章 固性(solidity)の観念 *第5章 多感覚(divers senses)の単純観念について *第6章 内省(reflection)の単純観念について *第7章 感覚・内省双方の単純観念について *第8章 感覚の単純観念に関する補論 *第9章 知覚(perception)について *第10章 保持(retention)について *第11章 識別(discerning)、及びその他の心的作用について *第12章 複雑観念(complex ideas)について *第13章 単純様相(simple modes)の複雑観念 --- まず空間(space)観念の単純様相について *第14章 持続(duration)観念と、その単純様相 *第15章 持続と拡張(expansion)の観念を合わせた考察 *第16章 数(number)の観念 *第17章 無限(infinity)について *第18章 他の単純様相 *第19章 思考(thinking)の様相について *第20章 快(pleasure)と苦(pain)の様相について *第21章 力(power)について *第22章 混合様相(mixed modes)について *第23章 実体(substances)の複雑観念について *第24章 実体(substances)の集合観念(collective ideas)について *第25章 関係(relation)について *第26章 原因(cause)と効果(effect)、他の関係について *第27章 同一性(identity)と多様性(diversity)について *第28章 他の関係について *第29章 明瞭(clear)・不明瞭(obscure)、明確(distinct)・混乱(confused)的な観念について *第30章 実在的(real)・空想的(fantastical)な観念について *第31章 十分(adequate)・不十分(inadequate)な観念について *第32章 真(true)・偽(false)的な観念について *第33章 観念の連合(association)について *第3篇: 言葉(words)について *第1章 言葉と言語(language)一般について *第2章 言葉の意味表示(signification)について *第3章 一般名辞(general terms)について *第4章 単純観念の名前(names)について *第5章 混合様相と関係の名前について *第6章 実体の名前について *第7章 不変化詞(particles)について *第8章 抽象的(abstract)・具体的(concrete)な名辞について *第9章 言葉の不完全性(imperfection)について *第10章 言葉の誤用(abuse)について *第11章 前途の不完全性(foregoing imperfection)と誤用の救済(remedies)について *第4篇: 知識(knowledge)と蓋然性(probability)について *第1章 知識一般について *第2章 我々の知識の程度(degrees)について *第3章 人知の範囲(extent)について *第4章 知識の真実性(reality)について *第5章 真理(truth)一般について *第6章 普遍的命題(universal propositions)、その真理と確実性(certainty)について *第7章 公準(maxims)について *第8章 無価値な命題(trifling propositions)について *第9章 存在(exstense)に関する我々の3様(threefold )の知識について *第10章 神(God)の存在に関する我々の知識について *第11章 他の事物の存在に関する我々の知識について *第12章 我々の知識の改善(improvement)について *第13章 我々の知識についての補論 *第14章 判断(judgement)について *第15章 蓋然性について *第16章 同意(assent)の程度について *第17章 理性(reason)について *第18章 信仰(faith)と理性、及びそれらと区別される領域(provinces)について *第19章 狂信(enthusiasm)について *第20章 間違った同意(wrong assent)もしくは錯誤(error)について *第21章 学(sciences)の区分(division)について 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人間知性論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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