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『人食い犬』 (Hair of the Dog) は、スコットランドのハードロックバンド、ナザレスが1975年にリリースした6枚目のアルバム。アルバムは、イギリス、ケントのエスケープ・スタジオで収録、ロンドンのAIRスタジオで追加収録・ミキシングが行われ、バンドで最も多い200万枚を売り上げるアルバムとなった。 ディープ・パープルのロジャー・グローヴァーと3枚のアルバムをプロデュースした後、マニー・チャールトンは、後のいくつかのアルバムでもこの立場を続けた。 これは、『ラザマナズ』のヒットを除いて、ナザレスの最初の大ヒットアルバムであり、タイトル曲、「ラヴ・ハーツ」(アメリカ盤に収録)、「ベガーズ・デイ」、「うらぎり」のような代表曲が収録されている。 アルバムタイトルは、二日酔いの治療法を表す表現「the hair of the dog that bit you (二日酔いには迎え酒を)」を短縮したものだと一般的に考えられている。しかし、ダン・マッカファーティーによれば、タイトルの「heir of the dog」はもともと「son of a bitch (野郎・畜生の意)」だった。これは、バンドがこのアルバムのために考案していたタイトルだったが、レーベルはこれを承認せず、既に千枚近くのアルバムカバーが印刷されていたにもかかわらず、名前が変更された。オリジナルの『人食い犬』のアルバムカバーは、とても珍しく、コレクターにとって多少の値打ちがある。タイトル曲は、その書き出しの「now you're messin' with a son of a bitch」から、「Son Of A Bitch」と呼ばれ、誤解されることもある。 1990年代の中頃に、ボーナストラックを収録したCDリマスター盤がリリースされた。 == 収録曲 == 特に記載のないものは、マニー・チャールトン、ダン・マッカファーティー、ピート・アグニュー、ダレル・スウィートによる作曲・作詞。 # 人食い犬 (Hair of the Dog) – 4:11 # ミス・ミザリー (Miss Misery) – 4:40 # ギルティー (Guilty) – 3:38 #: 作曲・作詞: ランディ・ニューマン # チェンジン・タイムス (Changin' Times) – 6:03 # ベガーズ・デイ~荒野のバラ (a: Beggars Day / b: Rose In The Heather) – 6:31 #: 作詞・作曲: ニルス・ ロフグレン (a) # ウィスキー・ドリンキン・ウーマン (Whiskey Drinkin' Woman) – 5:29 # うらぎり (Please Don't Judas Me) – 9:48 # ラヴ・ハーツ (Love Hurts) – 3:53 #: 作曲・作詞: ブライアント夫妻 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「人食い犬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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