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仁川空港磁気浮上鉄道(インチョンくうこうじきふじょうてつどう)は、仁川国際空港 - 龍游間の6.1kmを運行する磁気浮上式鉄道である。所有は仁川国際空港公社、運営は仁川交通公社。 == 概要 == 都市型磁気浮上式鉄道実用化事業によって建設が行われた。開業は2013年9月を予定していたが、488箇所の瑕疵事項が発見され保守・整備が必要になり、計画が遅れて数ヶ月単位で何度か開業が延期された〔ソウル新聞 韓国語 2014月06月25日〕。2014年9月末の営業運転開始を目指して2014年7月より2ヶ月間の試運転が行われたが〔、前後して、軽微な事項を含めて信号・通信分野510件、車両分野56件、土建分野85件の合計651件の問題箇所が指摘された〔。このため2014年9月28日に開業の無期限延期が決定された〔인천공항 자기부상열차 개통 ‘무기한 연기’(仁川空港リニアモーターカー開通「無期限延期」) 〕。問題箇所の1/3程度は対策が行われ、事業を総括する振興院は残る箇所は安全性には問題ないとして営業開始可能という立場であるが、実際に営業運転・管理を行う仁川空港公社は、現状では安全な営業運転は不可能だとして意見が対立した。 2016年2月3日に開業した。6駅間を15分間で無料走行するが、需要に伴い将来的に有料化する可能性もある〔韓国独自技術で開発 仁川空港リニアが3日開通 聨合ニュース 2016年2月2日〕。 事業費は、4149億ウォンである〔。建設費は韓国政府が69%、仁川広域市が6%、仁川国際空港公社が25%負担しており、鉄道敷地は仁川国際空港公社が提供した。 長期的には、仁川国際空港、龍遊島、永宗島を一周する路線にする計画もある〔リニアモーターカーが仁川空港に登場…日本に次ぎ世界2番目 - 中央日報 2014年5月15日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仁川空港磁気浮上鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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