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仁智 栄坊（にち えいぼう、1910年7月8日 - 1993年3月31日）は俳人。高知県高知市生まれ。本名は北尾一水（きたお かずみ）。 1931年大阪外国語学校（現・大阪外国語大学）卒業後、大阪逓信局無線課に勤め、ロシア語の知識を生かして、ソビエト連邦からの無線の傍受にあたった。 岸風三楼に誘われ「京大俳句」に参加。1940年俳句弾圧事件、いわゆる京大事件に連座。1941年7月、妻とともに満洲に渡り、新京の満洲電電放送部に就職。同僚に高屋窓秋がいた。また森繁久弥は芸能番組を担当していた。 敗戦後、ソ連軍に反ソ活動の容疑で逮捕され、シベリアの収容所送りとなった。1949年辛うじて帰国することが出来た。しかし、こんどはアメリカのCIAから、たびたび訊問を受け、せっかくロシア語通訳として就職した石川島播磨造船所も退職せざるを得なくなった。 代表作に「戦闘機ばらのある野に逆立ちぬ」など。 俳号はロシア語の「ニーチェボー」（気にするな・勝手にしやがれ）から。 == 参考文献 == * 「現代俳句大事典」（三省堂） * 「現代俳句大辞典」（東京堂出版） 他 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「仁智栄坊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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