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今はまだ人生を語らず : ウィキペディア日本語版
今はまだ人生を語らず[いまはまだじんせいをかたらず]

今はまだ人生を語らず』(いまはまだじんせいをかたらず)は、1974年12月に吉田拓郎(当時はよしだたくろう)がリリースしたオリジナル・アルバムである。
== 解説 ==

*タイトルは「人生を語らず」の歌詞が由来。
*森進一に提供し大ヒットとなった「襟裳岬」、に提供した「戻ってきた恋人」、かまやつひろしとデュエットした「シンシア」(シンシアとは南沙織のこと)などが収録されている。
*1986年にCD化。1990年にはCD選書で再発売されたが、1曲目に収録されている「ペニーレインでバーボン」に「つんぼ桟敷」という差別用語とも受け取れる言葉が含まれていることから、いずれも生産が中止された。2006年に行われたつま恋コンサートでは、該当部分を「蚊帳の外で」と歌い換え、この曲が披露された。また、2009年10月7日に完全生産限定で発売されたデビュー40周年記念CD-BOX『Takuro Premium 1971 - 1975』に収納された紙ジャケット盤には「ペニーレインで〜」は収録されていない(タイトルも『今はまだ人生を語らず-1』となっている)〔Sony Music Shop : Takuro Premium 1971 - 1975 - 参考リンク〕。
*ペニーレインは、1974年にビートルズの名曲から店名を取ってオープンした、原宿のジャズ喫茶で、拓郎が「ペニーレインでバーボン」と唄ったことで一躍脚光を浴び、"フォークの聖地"、"1970年代原宿の象徴"などといわれた〔pennylane | あの頃僕らはペニーレインで公式サイト ペニーレインとは 〕〔70年代原宿の象徴 「ペニー・レイン」が復活 - 原宿新聞 原宿ペニーレインを舞台化!! - 文化通信.com 拓郎名曲の舞台 主演に“インディーズの歌姫”抜てき 〕〔 『Vol.14 フォークソング+朗読劇 レコード会社の新しい試み』 〕。フォーク、ニューミュージック系のミュージシャンやファッション関係者などの業界人が集い修学旅行のコースにもなった〔〔。1990年に閉店したが、2006年に復活し、2014年現在も営業している〔〔若者が憧れた 重松清「あの頃僕らはペニーレインで」:朝日新聞 〕。2014年、拓郎ファンの重松清が初めて舞台原作となる「あの頃僕らはペニーレインで」を書き下ろし、朗読劇として5月上演される〔〔〔。
*「ペニーレインで〜」の歌詞の通り、当時拓郎はバーボンに凝っていた〔「よしだたくろうと10人の仲間たち」『深夜放送ファン』自由国民社、1973年9月号、p12-13〕。
*拓郎は1984年のアルバム『FOREVER YOUNG』で、今度は「ペニーレインは行かない」という曲を歌っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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