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今井信是 : ウィキペディア日本語版
今井信是[いまい のぶこれ]

今井 信是(いまい のぶこれ)は、戦国時代武将武田氏の家臣。甲斐国逸見の領主。
== 生涯 ==
今井氏甲斐源氏逸見氏の流れを汲む名族であるが、府中(表)今井家ではなく、浦(裏)今井家の一族である〔。このため、通称の兵庫助から浦兵庫と言われる〔。
永正6年(1509年)、信濃国諏訪頼満に攻められた際、息子・今井信麟の室に頼満の娘を迎えて和睦した〔〔 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』新人物往来社、2007年、p.192〕。永正16年(1519年)1月、信是は主君・武田信虎に対して反乱を起こすが、4月に鎮圧されて降伏した〔 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』新人物往来社、2007年、p.60〕。永正17年(1520年)5月、信虎の甲斐国人に対する甲府集住政策に対して栗原兵庫大井信達らと共に反発して信虎を蔑視、甲府から退去して反乱を起こした(『勝山記』)。しかし6月8日の都塚の戦い、6月10日の今諏訪の戦いで栗原、今井、大井らは信虎に大敗〔 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』新人物往来社、2007年、p.61〕。信是は大井信達と共に信虎に降り、降伏の条件として息子・信元に家督を譲った〔。
以後、信是の活動は史料で確認できない〔。享禄4年(1531年)に信元の起こした反乱(河原辺の戦い)で戦死したともされるが、定かではない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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