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今山の戦い : ウィキペディア日本語版
今山の戦い[いまやまのたたかい]

今山の戦い(いまやまのたたかい)は、元亀元年(1570年)4月から始まった豊後戦国大名大友宗麟軍と肥前の戦国大名・龍造寺隆信軍との戦い。特に元亀元年8月20日(1570年9月19日)に行われた激戦が有名であり、この日の戦闘を指して今山合戦とする場合もある。
== 合戦までの経緯 ==

元亀元年(1570年)3月、北九州の大友宗麟は肥前において勢力を拡大する龍造寺隆信を討伐するため、3千の兵を率いて龍造寺領に攻め込んだ〔川副博著、川副義敦考訂『五州二島の太守龍造寺隆信』(佐賀新聞社、2006年)225頁〕。龍造寺側は佐嘉城(のちの佐賀城)に軍を集めて篭城を開始する。このときの大友軍の威容を、『肥陽軍記』では「尺寸の地も残さず大幕を打つつけ家々の旗を立並べ……たき続けたるかがり火は沢辺の蛍よりもしげく、朝餉夕餉の煙立て月も光を失なえる」と記している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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