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今野 晴貴(こんの はるき、1983年 - )は、NPO法人「POSSE」代表理事。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍(労働政策、労働社会学)。2013年に大佛次郎論壇賞及び流行語大賞トップ10受賞。 == 人物 == 宮城県仙台市出身。仙台第二高等学校卒業。労働法を専攻していた中央大学法学部の学生時代にNPO法人「POSSE」を立ち上げた。一橋大学大学院に進学後、雇用政策の研究の傍ら、若者からの労働相談に関わり続けている。 労働相談の経験と労働政策研究の知見から、2008年から雑誌『POSSE』を発行しているほか、多数の著書を世に出している。 また、経済雑誌、労務・人事雑誌等に多数論考を寄稿しているほか、行政、大学、弁護士会、労組などで頻繁に講演活動を行っている。 2013年には、公明党の国会議員団への講演、民主党の幹事長との対談等を通して、各政党関係者に対しブラック企業問題について告知し、また厚生労働事務次官から勉強会の依頼を受けるなど、政府のブラック企業対策の実現に貢献した〔「長時間労働の規制必要 」公明新聞 2013.5.16〕〔「「雇用の立て直し」2 今野晴貴さん「ブラック企業をなくすために」 」福島瑞穂×今野晴貴 YouTube 2013.4.18〕〔「DPJ スタジオ22時 」細野豪志×今野晴貴 YouTube 2013.7.6〕〔「各政党に聞くブラック企業特集」『POSSE』Vol.19 堀之内出版 2013 pp61-88〕〔「国とメディアを動かしたブラック企業プロジェクト」『POSSE』vol.21 堀之内出版 2014 pp34-41〕。 2013年9月からは「ブラック企業対策プロジェクト」の共同代表にも就任し、現在もブラック企業問題に精力的に取り組んでいる。 2013年6月、著書である 『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』の記述に関し、ユニクロから「警告状」が出された。2013年12月には「ブラック企業」が新語・流行語大賞の「2013トップテン」に選ばれ、授賞式でブラック企業について「社会問題だ。」と述べた〔「「ご当地キャラ」くまモン、ふなっしーは「大事な友達モン」」 サンスポ2013.12.3〕。また同年同月20日には、同書で第13回大佛次郎論壇賞を受賞。 NPOを組織基盤としている点や、弁護士、人事コンサルタント、福祉関係者など幅広い分野の人物と共同して取り組む姿勢が実践家の特徴として挙げられる〔ブラック企業対策プロジェクト設立趣旨文 〕〔今野晴貴『日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか?』星海社 2013 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「今野晴貴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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