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仏像構造線[ぶつぞうこうぞうせん] 仏像構造線(ぶつぞうこうぞうせん、Butsuzo Tectonic Line)は、日本の南西部において北東から南西の方向に連なる断層である。1931年、小林貞一が高知県土佐市西部にある地名「仏像」にちなんで仏像-糸川構造線と命名し、後に仏像線あるいは仏像構造線と呼ばれるようになった。地質学においてはしばしばBTLと略記される。 ==概要== 北側の古い地層である秩父帯または三宝山帯と、南側の新しい地層である四万十層群北帯との境界をなしており、犬吠埼付近に始まり中央構造線の南側に沿うようにして南西日本を縦断し南西諸島にまで続いている。白亜紀後期から古第三紀の間に活動した逆断層であり、秩父帯または三宝山帯が四万十帯の上に乗り上げるような構造となっている。断層の変位は最大で100キロメートルにもなる〔木村敏雄ほか 『日本の地質』 東京大学出版会、1993年、ISBN 4-13-060703-0〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仏像構造線」の詳細全文を読む
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