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ラム (子羊)
ラム()は、永久門歯がない、(およその目安として)生後12か月未満の羊、またはその肉(羊肉)。門歯のある、(およその目安として)生後1年以上の羊肉はマトン()と呼ばれる。正確な定義は、羊肉#等級を参照のこと。 == 概要 == 一歳未満の羊をラムとする解説もあるが、羊の飼育は放牧によっておこなわれるため正確な年齢の把握が不可能である。そのため、羊肉産業の盛んなオーストラリア、ニュージーランドでは門歯の数を基準として品質管理を行っている〔豪州食肉家畜生産者事業団 オーストラリア産食肉ハンドブック- 第7版: 羊肉の分類と定義〕。 日本における羊肉はほとんどが輸入に頼っており、その大半がオーストラリアとニュージーランドである。オーストラリア産のラムは6 - 10か月まで成長させたものが多いため一頭あたり20 - 24kgと身が大きく、一方でニュージーランド産のラムは生後4 - 8か月で出荷されるため15 - 16kgと小ぶりと評される〔MLA オージー・ラムの概要〕。 経済活動が活発化している中国でもラム肉の需要が増えており、日本国内でのラム肉の価格高騰につながっている。 なお、日本国内の畜産羊の飼育頭数は1万4184頭でそのうち北海道が6割を占める(2010年現在)。石川県の白山山麓などでは産地化を進めるプロジェクトが実施されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラム (子羊)」の詳細全文を読む
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