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仙台マークワン(せんだいマークワン)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙台駅西口北側にある再開発ビル。地下1階から地上9階までの低層部に仙台パルコが入り、地上10階から19階までの高層部はオフィスが入る。地下2階は駐車場となっており、道を挟んで北に位置するオフィス・商業ビルのAERの地下駐車場と繋がっている。 == 概要 == 建設地は面積0.6haのブロックで、北側を市道名掛丁1号線〔仙台市道青葉1151号・名掛丁1号線〕、西側を市道駅前通線〔仙台市道青葉1152号・駅前通線。都市計画道路3・4・40仙台駅旭ヶ丘線を通す。〕(駅前通り)、南側を交通広場3・2・11号線、東側を東日本旅客鉄道軌道敷で囲まれる。 当ビルは、JR仙台駅と中心部アーケード商店街の中央通りとを繋ぐ途上にあり、1階の歩道と2階の仙台駅西口ペデストリアンデッキにより多層的に周辺地域と繋がれている。また、当ビルの再開発に伴い、道を挟んで北側にあるAER(地上31階、高さ145.5m)との間にデッキ広場(広場2号)が、当ビルと軌道敷地との間にもペデストリアンデッキ(広場3号および公共歩廊2号)が新設され、東北新幹線の高架下を通って仙台駅東口に繋がるペデストリアンデッキ(正式名称「仙台駅北部名掛丁自由通路」)、その途上にはS-PAL II(2008年(平成20年)6月18日に開業)の北側出入口も設置されている。 このように当ビルの再開発は、周辺に新たな歩行者専用通路を創る契機となったが、当ビルの低層部に入居した仙台パルコにより、更なる歩行者動線の変化が予想され、エスパルが上述のS-PAL IIを開店させた他、仙台駅西口南部にあるEBeanSがギャル系ファッションのテコ入れを行った。仙台駅前の物販活性化に対抗して、仙台市都心部におけるもう一方の物販の極である一番町では、客層がパルコと最も重なるとされる仙台フォーラスが内外装を一新して店舗を大幅入れ替えし、店舗前のアーケードで仙台コレクションを開催した。また、仙台三越が隣接するファッションドーム141を一括賃貸して東北地方一の売場面積を確保し、藤崎も建設中の仙台ファーストタワー低層棟を賃貸して新館を開業する予定とするなど、仙台駅周辺からへの誘客対策を講じている。さらに、郊外でも仙台泉プレミアム・アウトレットおよび三井アウトレットパーク 仙台港が同時期に開店するなど、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンに向けて、仙台都市圏のみならず、仙台経済圏の商業地図の変革が予想されている〔迫るパルコ仙台上陸 既存店迎撃、共存共栄も期待 (河北新報 2008年5月14日)〕。 2012年現在、当ビルがオープンする以前のアエルに類似し、実質的にオフィスフロアとして使用されている11F〜19Fのうち、12Fはハローワーク仙台が設置する仙台学生職業センターと宮城県が設置するジョブカフェ、13F~18Fには、いずれかの労働者派遣事業者が入居しているなど、「派遣ビル」の様相を見せているところが見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台マークワン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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