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仙台市立仙台高等学校(せんだいしりつ せんだいこうとうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区国見六丁目にある市立高等学校。略称は「仙高(せんたか・せんこう)」。 == 概要 == ;校舎・設備・環境 : 教室棟は2棟あり南側が普通教室棟で、北側が特別教室棟である。体育館は校舎の西側と南側に合わせて2つある。また、望洋会館という、生徒食堂や宿泊設備を備えた建物があり、エレベーターやスロープが設置されている。 ;校章・校旗・校訓 : 校章は竹と雀の紋様である。1948年(昭和23年)「仙台高等学校」への改称と同時に制定された。図案自体は伊達家の紋所に由来する。竹は素直に伸びゆく様、竹の緑は平和の象徴、雀の飛形は青年の一途な意気を表すとされている。校旗は朱色の地に校章が描かれたものが定められている。校色である朱色は、若人の情熱を象徴したものとされる。 :校訓として定められてはいないが、自主自立が教訓とされている。この文字が刻まれた石碑が職員玄関の近くに設置されている。 : なお、制服は存在しない。 ;生徒 : 1学年8クラスである。共学であるが、2006年度(平成18年度)まで男女別に入学定員を定めており、比率は男6に対し女4となっていたが、2007年度(平成19年度)入試よりこれを撤廃した。 ;成立 : 仙台高等学校の前身である仙台市立仙台中学校は1940年(昭和15年)に開校した。仙台市内では宮城県仙台第二高等学校の次に歴史が深く、戦後ベビーブーム期に新設された宮城県仙台第三高等学校よりも長い歴史がある。現在の校名「仙台高等学校」に改称されたのは1948年(昭和23年)で、この時に校名から「仙台市立」が外れた。1975年(昭和50年)の入学生から男女共学となる。仙台市内の男子普通高校では最も早い共学化であった。また、この年から、現在の青葉区国見に移転した。2009年(平成21年)から校名に仙台市立が付くようになり、仙台市立仙台高等学校となった。 ;その他 *進路面では、かつては同じ仙台市内のナンバースクールに次ぐ進学実績があった。直近の進路状況(2011年度(平成23年度)卒業生)は、国公立大学合格者は32名(現役生20+浪人生12)であり、私立大学合格者は368名(現役生309+浪人生59)である。私立大で最も多い合格者数は東北学院大学の124名(現役生114+浪人生10)。 *現在は部活動と勉強の両立という文武両道を掲げている。 *2009年度(平成21年度)より単位制高校に移行することが決定した。進学型単位制高校として更に進路実績をあげることを目標とする。単位制実施を始めた初年度の卒業生である平成23年度は国公立大学現役合格者が20人、東北学院大学現役合格者が100人を超えるなど、どちらも昨年度より合格者が増え、一定の成果が上がっている。 *2007年度(平成19年度)から鵬(フェニックス)プランと名づけられたキャリアプランを実施している。1年生次の分野別ゼミナールやボランティア学習など、生きる力づくりの学習も精力的に行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「仙台市立仙台高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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